楕円曲線暗号
楕円曲線暗号とは、1985年に ビクタ・ミラー Victor Miller と
ニール・コブリッツ Neal Koblitz が各々考案した、
楕円曲線上の離散対数問題 (EC-DLP) を安全性の根拠とする、
公開鍵暗号方式である。
一般には、ECDLPに基づく公開鍵暗号の総称である。
有限体上の離散対数問題を用いる暗号系は、
楕円曲線暗号に変換できる。
同じ強度では、RSA暗号よりも、短い鍵で複合化演算が高速に行え、
メモリなどの計算機資源も少なくて済むので、ICカードや
組み込み機器などのあまり処理能力の高くない機器に
適している。
1999年に、NTTは公開した情報からは秘密鍵の情報が
得られないことが、数学的に証明された、
楕円曲線暗号システム(PSEC)を開発した。